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第5・6回講義(合宿)の開催!
みなさん、こんにちは。東京プロコン塾スタッフの原です。先日9月26日~27日に江東区大島の研修・宿泊施設「リフレフォーラム」で第5-6回講義(合宿)が開催されました。
合宿1日目
合宿に先立つアドバイス
合宿の開始に先立って、江崎副塾長からセミナーで登壇した際の質疑応答における留意点について、アドバイスをいただきました。事前に想定問答を準備して、実際に質問を受けた内容を蓄積していくことで、それがまた財産になっていきます。これからセミナーでの登壇機会を得ていく塾生にとっては、貴重な学びとなりました。
朝のメッセージ
続いて江崎副塾長から、朝のメッセージをいただきました。今回のメッセージは、中小企業診断士として「人間力=能力×人間性」を養って欲しいというお話で、社会に出ると面と向かって話してもらう機会の少ない貴重なものでした。能力と人間力(丁寧な対応やマナー等)がともに揃わないと仕事は得られません。塾生にとっては、プロコン塾の期間を通じて、能力だけでなく人間力も高めていくことの意識を新たにする機会でした。

前半組のコンテンツ発表
合宿では塾生全員に発表の機会があります。1日目は前半組です。いつもは塾生番号順に発表をするのですが、今回は順番を入れ替えて発表していただくことがアナウンスされました。これは、セミナーの際に想定外のことが起きた時の対応力を磨くための仕掛けです。突然のことでしたが、トップバッターになった塾生も落ち着いて発表を実施しました。
また今回の発表から、セミナーに参加している中小企業の社長の立場になって発表者に質問する時間が設けられました。質問への対応力を鍛えるのも大事ですが、診断士としては質問する力も重要です。塾生たちは、積極的に手を挙げて発表者に質問していました。


中小企業の人材活用支援
初日の講義は、馬鳥泰明先生による「中小企業の人材活用支援」です。馬鳥先生は、組織人事のコンサルティング会社を経て2010年に独立。東京プロコン塾第17期の卒塾生でもあり、人事制度の策定支援等を中心に活躍されています。
講義では、学習塾やタクシー会社における組織・人事課題の事例をもとにグループディスカッションを実施。実は、これらの事例は馬鳥先生が実際に対応した案件をベースにしたリアリティの高いもの。さらには、馬鳥先生が実施した提案や面談結果・成果の概要を交えてお話しいただきました。この生の事例の背景にある理論・着眼点・対策検討のポイントを解説いただいたことで、塾生にとっては理論と実践を同時に学ぶ貴重な機会となりました。
また、事前課題であるAIを活用した塾生自身へのインタビューをもとに、馬鳥先生から塾生個人の強みや診断士としての活かし方のレポートが手渡されました。この課題を通じて、インタビューを受ける側の立場も体感することができ、インタビューにおける「聞き方」の重要性を実感できました。
講義を通して、塾生からは非常に多くの良い質問があり、理解が深まっていることが伺えました。これまでになく人手不足が顕著になっているなかで、企業の規模や業種を問わず課題となっている重要なテーマであり、今後の実践のなかでの大きな武器になる学びでした。


懇親会
講義終了後は施設内の食堂で懇親会を開催しました。例年、合宿は関係性が一気に深まる場。皆様、お酒も飲みながら親睦を深めました。また懇親会には山本会長、小黒元会長にもご参加いただきました。




合宿2日目
朝のメッセージ
2日目の朝は田中塾長からのメッセージでスタートです。田中塾長からは、経営分析報告書の書き方について、ご自身が作成された例もお示しいただきながらお話いただきました。

後半組のコンテンツ発表
2日目は後半組のコンテンツ発表です。前日に江崎副塾長からいただいた「質問対応」に関するアドバイスを早速実践されている方も多くいらっしゃいました。


融資支援の基礎
2日目の講義は丸田佐和子先生による「融資支援の基礎」です。丸田先生も東京プロコン塾の卒塾生。銀行で15年間、法人向けの融資営業や格付・資産査定に従事され、現在は公的機関での経営相談、事業計画策定支援、資金調達・資金繰り支援を中心に活動されています。
講義は、普段聞くことのできない、金融機関出身の丸田先生ならではの内容。融資支援のために必要な知識を解説いただきながら、情報の非対称性がある金融機関と事業者の間における融資支援の際の診断士の役割をお話しいただきました。とくに「一つとして同じ案件はない」という言葉は印象的で、それぞれの事業者の状況を理解して適切な判断をしていくことの重要性を実感しました。また、その役割を果たしていくための基礎となる、中小企業の資金ニーズの状況、融資の種類、信用保証協会の役割、融資審査のポイント、借換えとリスケジュール等について詳しく解説していただき、知識を深めることができました。
また、講義の中では事例演習が行われ、塾生たちは資金調達の考え方、融資支援の基本的な部分を体験。「正解がない」なかで、それぞれのアイデアを議論しました。


激励メッセージ
この日は、東京プロコン塾OBでもある大石副会長がお見えになり、塾生に激励のメッセージをいただきました。また、東京協会の最近のトピックスをお伝えいただき、塾生にとっては協会全体の動きや方向性を知る機会となりました。

先輩講話
講義に続いて、東京プロコン塾14期生の日暮健一先生による先輩講話です。日暮先生は現在、旅行・観光業や農業法人の経営コンサルティング、補助金申請支援の分野でご活躍されています。日暮先生からは、これから塾生が独立して稼げるようになるための「営業活動の重要性」をテーマにご講演いただきました。独立後に仕事を獲得するために心がけてきたこと、キャリアの考え方、診断士の案件獲得ルート、ご自身が実践されている営業の方法や考え方などについてお話しいただきました。身近な先輩である日暮先生のお話は大変参考になるものでした。

コンテンツ発表の結果発表
そして、合宿2日間で行われたコンテンツ発表の総合上位3名が発表されました。見事1位になった塾生には、T-SMECAへの「合宿研修記」投稿の栄誉が与えられました!
合宿の最後に、江崎副塾長から塾生へコンテンツ発表の留意点をお話しいただきました。ターゲット設定、ゴール設定、参加者にとってもらいたい行動など、セミナーコンテンツを作成する際に重要な点のアドバイスをいただきました。
編集後記
次回(10/24)は高本奈緒美先生による「創業支援の実務」です。プロコン塾もいよいよ後半に突入します。今回の合宿を通じて塾生同士の絆も深められたかと思います。残りのプロコン塾の期間が更に充実したものになることを願っています。