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第10回講義を開催しました

みなさん、こんにちは。東京プロコン塾スタッフの鳥居です。1月25日(土)に第18期東京プロコン塾10回目の講義が開催されました。

体調管理をしっかりと!

2025年最初の講義。田中塾長からインフルエンザ等、最近の感染症の流行に関連し、体調管理の大切さについてお話くださいました。「体調不良であっても会社員であれば有給休暇制度のより収入に影響しないが、プロコンとして独立すれば体調不良は収入や信用低下に直接結びつく。そういう厳しさも認識して中小企業診断士の資格をどのように活かしていくか、それぞれ考えていただきたい。」

レギュラー講義、最後のコンテンツ発表!

後半組第4回目の発表がありました。順番も当日に発表され、また、スライド投影のトラブルに直面した方もいましたが、落ち着いて対処をされていた様子が印象的でした。

副塾長の佐川先生からも「言うことがなくなってきた!」というくらい皆さん自信をもって発表をされました。診る、聴く、話す。この3つのどこに特に自分の強みがあり、逆にどこを努力していくべきであるのかを意識し、努力を続けてほしいと期待を込めたお話をいただきました。

診断士の営業実践方法

コンテンツ発表後は川口佐和子先生による「診断士の営業実践方法」についての講義です。

川口先生は診断士登録後、まもなく30年。その間、どのようなことを考え、どのようなことをしてこられたのか、惜しみなくお話くださいました。

ビジョン・ミッション・パーパスを掲げていなかったり、ターゲティングがしっかりできていなかったりする診断士は多く、いつまでにどのようなドメインを作り上げるのか、真剣に考えて行動すべきであることをアドバイスし、その実践としてターゲットに提供できる価値とそこから伝えるべき自らのプロフィール作成のワークを行いました。理解しているはずのマーケティングを自身に使っていくことの大切さと難しさを感じることになりました。

ワークシートに記入後、二人一組となり相手に伝え、フィードバックを受けることでブラッシュアップしていきます。

その後もオブジェクションハンドリングのロールプレイなど盛りだくさんの内容。3月のプレゼンコンペについてもターゲットを意識すべしなど、卒塾を3月に控えた塾生にとって、「稼ぐ」ことを意識した実践的かつ貴重な時間になりました。

公的機関からの情報提供

続いての講義は中小企業基盤整備機構 岩井 智洋様による情報提供です。ご自身も中小企業診断士でいらっしゃいます。

中小企業基盤整備機構は国の支援施策の実施機関です。行政・支援機関によって中小企業支援の特徴が様々で変化もあるため、それぞれの特徴をよく把握すべきことや、中小企業政策は補助金を通じたものから成長支援型、中堅企業やゼブラ企業対象へ広がってきていることなどをわかりやすくご説明いただきました。伴走支援についてのお考えや、コンサルと公的支援の目指すところは同じといった視点も大変興味深いものでした。中堅企業支援にも政策が広がる中、支援機関が私たち中小企業診断士には特にコーディネーション力を期待していることもお伝えくださり、身が引き締まる思いがいたしました。

今回で月例のコンテンツ発表は終わり、3月8日、いよいよ卒塾式後の「成果発表プレゼンテーションコンペティション」になります。こちらはzoom参加も可能です。T-SMECAにて案内が配信される予定ですので、ご興味のあるかたはぜひお申込みください。1年間の奮闘の成果を皆さんにもご覧いただきたいと思います!