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特別企画「東京プロコン塾OB・OGインタビュー~未来を変えた1年~」第2弾

東京プロコン塾も今年で第20期を迎えました。特別企画として、東京プロコン塾で学び、プロのコンサルタントとして活躍するOB・OGの皆様からお話を伺うシリーズ企画「東京プロコン塾OB・OGインタビュー~未来を変えた1年~」がスタートします。
これから独立を目指す診断士の皆様に、貴重な生の声をお届けします。
特別企画第2回目は、企業内診断士から独立を果たし、現在は幅広く企業支援に取り組まれている水口健さんです。
<今回のOB・OG>
水口 健さん(第15期卒塾)
2015年に中小企業診断士、2020年に行政書士資格を取得。
2020年に早期退職制を使い26年勤務した百貨店を退職し、現在は創業支援から経営再生まで幅広い企業様のご支援を行う。
- 東京都よろず支援拠点コーディネーター
- 東京商工会議所BSDコーディネーター

「自分の経験を活かすことの大切さ」
企業内診断士から独立へ――水口さんが語る、東京プロコン塾での一年
「自分の経験に診断士の知識と視点を加えることで、他にはないオリジナルな診断士になることができるのです。」
熱い思いで語ってくださったのは、東京プロコン塾第15期卒塾の水口さん。
現在は、東京都よろず支援拠点や東京商工会議所のコーディネーターとして、創業支援から経営再生まで、地域の中小企業の経営課題解決に従事し年間500件以上のご相談を受けています。また、東京だけでなく福島県でも企業支援をされ幅広く活躍されています。
個人としても診断士・行政書士の肩書きで、顧問先の支援に取り組まれており、「企業の困ったときの最初の相談先になること」を目指し、第一線で活躍されている水口さん。
しかし、診断士資格取得後の約6年間は、「自分にはプロの診断士は無理だ」と悩み続けていたといいます。
「自分の居場所が無くなるのでは」――診断士を目指し一念発起
――まず、中小企業診断士を目指されたきっかけを教えてください。
百貨店に勤務していましたが、2007年に会社が合併すると発表がありました。日経新聞で合併を知り、「自分の居場所が無くなるのでは」と一念発起し勉強を開始しました。
最初は1級販売士を目指し取得したのですが、中小企業診断士も同じような内容だと会社の先輩に聞き、LECに通い始めたのがきっかけです。その後LEC・TAC・ユーキャン・大原と資格予備校にたくさんお金払ってきました(笑)。
「診断士のプロになるのは、自分には無理だと感じていました」
――資格取得後は、すぐに企業支援の仕事を始められたのでしょうか?
2015年に診断士資格を取得してから、約6年間は企業内診断士での活動でした。
中央支部で部の活動はしていましたが診断士のプロになるのは、もっと実践的な経営支援スキルが必要であり「自分には無理だ」と感じていました。
「実務に基づいた指導、切磋琢磨できる環境」
――東京プロコン塾への入塾の決め手を教えてください。
東京協会の実務従事支援部で現塾長の田中先生から、東京プロコン塾の存在を教えてもらい「実務に基づいた指導、切磋琢磨できる環境」という特徴に惹かれました。
中央支部以外の方とも交流を深めることが出来ることも決め手の一つです。
「『課題発見から解決提案を行う』という発想への転換」
――1年間で、一番苦労したことは何でしたか?
コロナ禍だったのでリアル講義が無かったのがつらかったです。全部でも3回くらいしかリアルで会えず合宿もリモートでした。もう少し同期とお話したかったです。
自分自身としては営業経験の呪縛からの脱却も難しかったです。
百貨店ではいかに商品を売るかという発想でした。
一方、診断士の視点では、課題を発見し解決に導くことを第一に考える必要があります。
補助金コンサルでの経験は、補助金を活用する支援であり、自身で課題の発見から解決まで導き出すことまでは求められていませんでした。
そのため、独立後は『課題発見から解決提案まで』を自身で行う必要があり、その発想への転換が難しかったのです。
「プロ講師としてセミナーを行うスキルと心構えを養うことが出来ました」
――特に印象に残っている講義はありますか?
すべての講義が役に立ったのですが、一つ上げるのであれば、1回目の講義に行われた、加藤前塾長の研修のテクニックとプレゼン技法の講義です。
当時もプレゼンは嫌いではなかったのですが、ニーズを把握する重要性、集客できる企画・満足度を高める手法などを教えていただき、プロ講師としてセミナーを行うスキルと心構えを養うことが出来ました。
「同期は自分の視点を大きく広げてくれる存在」
――同期の皆さんは、水口さんにとってどんな存在ですか?
様々な背景を持つ診断士がいて、その多様性が、自分の視点を大きく広げてくれる存在です。卒塾後も一緒に仕事をしている仲間がたくさんいます。
プロコン塾での学びは知識だけではなく、縦・横・斜めのネットワークであり信頼関係だと実感しています。
「診断士として役に立つためには、何をしたらいいのか」
――現在のお仕事に、東京プロコン塾での学びはどのように生きていますか?
診断士の資格を取得し、支部やプロコン塾での多くの方との出会いにより自分自身の変化を感じています。
入塾前は、診断士の資格は持っているが、本当に中小企業の役に立てるのか?という不安を抱えていました。
しかし、塾での学びを通じて、自分でも企業の経営課題を解決することができるという確信が生まれました。
また、常に「診断士として役に立つためには、何をしたらいいのか」という根本的な問いを持つようになりました。毎年優秀な塾生が入塾してきます。自分も負けないよう成長を進める力の源泉になっています。
これから独立を目指す方へ
――最後に、入塾を検討されている方へメッセージをお願いします。
私自身、診断士資格を取得してから約6年間、その不安と葛藤を持ち続けていました。「自分なんかは役に立てない、周りの先生に追いつけるだろうか」という想いです。
今ならわかりますが、その不安は自然なことだと思います。むしろ、その不安があるからこそ、さらに学ぶことができ 東京プロコン塾での学びが深いものになったと思います。
一人で悶々と考えているのではなく、同じ不安を持つ診断士たちと向き合い、先輩講師から実践的な指導を受けることで、自分の強みが見えてくるのです。
特に強調したいのは、自分の経験を活かすことの大切さです。
私の百貨店外商経験は、誰にでもできることであり強みではないと思い込んでいましたが、学びを通じてそれが最大の強みに変わりました。
自分の経験に診断士の知識と視点を加えることで、他にはないオリジナルな診断士になることができるのです。
中小企業が困ったときの相談先になり改善を重ね共に成長できることが、診断士の最大の魅力だと思います。入塾を検討されている方は、ぜひプロフェッショナルなコンサルタントになるのだという覚悟を持って、当塾の門をたたいてください。
同志がいます。確実に変わります。私がその証拠です。志高い皆さんと中小企業支援の現場でお会いできることを楽しみにしています。
約6年間の葛藤を経て、自らの経験を最大の強みに変えた水口さん。その言葉からは、東京プロコン塾で得た学びだけでなく、「自分の経験を活かすこと」の大切さが伝わってきました。