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第18期の3回目講義が開催されました

みなさん、こんにちは。東京プロコン塾スタッフの原です。先日7月27日の土曜日に第18期東京プロコン塾第3回目の講義が開催されました。

東京プロコン塾名物!今期もコンテンツ発表がスタート

今期もついに、塾生によるコンテンツ発表がスタート。

このコンテンツ発表は、それぞれの塾生が自身の得意分野で2時間のセミナーを実施することを想定した発表資料を作成し、4分間で発表するもの。塾生が強みを磨くための実践的なトレーニングです。

今回は29名の塾生のうち15名が発表を実施。それぞれが自身の知識や経験を活かした魅力あるコンテンツを披露しました。

第18期のコンテンツ発表トップバッターの赤塚さん。緊張のなか、重責を果たしてくれました。

発表内容に対しては、「愛のメッセージ」を通じて塾生どうしが互いの成長のために率直なコメントを送り合いました。また、佐川先生からも「本を読んでも載っていないオリジナル性」「なぜあなたがその話をしているのかの背景」など、セミナーコンテンツの価値を高めるための貴重な教えをいただきました。

塾生たちは、これから全5回のコンテンツの作成・発表に挑むことで、プロコンとしての実力を磨いていきます。塾生のみなさん、頑張っていきましょう!

公的機関支援における報告書の書き方

今回の最初の講義は、笠井郁央先生による「公的機関支援における報告書の書き方」。

笠井先生からは、公的機関支援の制度概要や実務の実態、支援の際のポイントなど、ここでしか聞けない貴重なお話をいただきました。笠井先生がポイントとしてご指摘されたのが、「中小企業経営者のニーズのみならず、支援機関のニーズも満たすこと」の重要性。なかでも、重要になるのが報告書の書き方です。「満足度は聞く量で決まる」「はじめは時間をかけてでも品質を高める努力を」といった金言をいくつもいただきました。

公的機関支援の実態やポイントなど、ここでしか聞けない話が満載でした。

さらに、笠井先生が社長役、春山英太郎先生が診断士役となって、中小企業活力向上事業の「経営分析報告書」を書くことを前提とした模擬ヒアリングを実施。塾生は実際のヒアリングを目の前で体感することができ、塾生からも積極的に質問が出されました。

塾生たちは、このヒアリングをもとにして「経営分析報告書」を作成する課題に取り組みます。

実戦さながらの模擬ヒアリング。塾生たちはヒアリングの仕方を学びながら、現場の空気感を体感することができました。

先輩講話「書籍出版のテクニック」

続いての講義は、三枝元先生による「先輩講話『書籍出版のテクニック』」。

書籍出版について学べる機会というのは、非常に珍しいのではないでしょうか。今回の先輩講話では、書籍出版や執筆で多数の実績をお持ちの三枝先生より、「診断士にとっての」書籍出版・雑誌執筆について、その意義・実態・方法を詳しく教えていただきました。三枝先生の経験のエッセンスを抽出した講義内容は非常に興味深いもので、とくに、企画段階でのターゲティング・ポジショニングの考え方、タイトルのつけ方は、他の分野にも広く活用できるノウハウでした。

これから執筆案件に挑む塾生たちも多いと思います。今回の講義は、塾生たちにとっても出版・執筆の世界に触れる得がたい機会となりました。

普段は聞けない「書籍出版のテクニック」を学べる貴重な機会。塾生たちも興味津々でした。

編集後記

講義の内容や塾生の熱気も「あつい」ですが、梅雨も明けたこの日の最高気温は35度。講義後には、隅田川花火大会もそっちのけで盛大に懇親会が行われました。

連日の暑さで体力的にも厳しい日々が続きます。塾生のみなさんも、スタッフのみなさんも、栄養と睡眠をしっかりとって暑い夏を乗り切りましょう!

次回は、山口先生による「マーケティング・販売拡大」と東京商工会議所からの「公的機関からの情報提供」です。